1990 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
02454466
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
堀 準一 東京大学, 教養学部, 助教授 (70010254)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小椋 正 鹿児島大学, 歯学部, 教授 (00059362)
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Keywords | 若年者 / 顎関節症 / 疫学的研究 / 顎関節症症状 / 顎関節雑音 / 顎関節部疼痛 / 開口障害 / 思春期 |
Research Abstract |
1.平成3年度の調査について 研究計画調書に書いたように,平成2年度は疫学調査の準備期間である。何故ならば,デ-タ-を収集するために,各学校が時間をわざわざ取って調査をさせてくれないからである。しかし,各学校は歯科検診を行っているので,その時間帯で場所だけを借りて調査が全て終了するよう計画を立案し,それを各学校と学校歯科医に説明し,調査をさせてくれるように要請した。 その結果,平成3年4月8日成蹊中学校,9日成蹊高等学校が一貫教育の私立学校として調査を実施することに決定した。また,平成3年4月10日,11,12日は都立戸山高等学校が進学校として調査できることになった。さらに,4月21日,22日に都立小石川工業高等学校と4月24日,25日には都立市ケ谷商業高等学校の診査が決定している。 なお,男子校として私立暁星学園中学校,高等学校と女子校として白百合学園中学校,高等学校が現在交渉中であり,まだ調査が出来るかどうかの決定はみていない。 2.器械,器具の準備状況について OCR用紙の設計は完て完了し,すでに全ての印刷が終了している。検査用の器具なども全て購入済みである。 3.その他の準備状況について 現在,OCR用紙や購入した器具とうを用いて診査者間の診査方法と診断方法の統一を行っている。また,平成4年度の鹿児島市における調査の準備を行っている。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 森主 宜延: "大学生の歯科保健管理への第一歩 63年度鹿児島大学新入生歯科検診結果より" 鹿児島大学保健管理センタ-年報. 11. 52-67 (1990)
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[Publications] 奥 猛志: "小児歯科外来における顎関節症患者の動向についてーアンケ-ト調査による終了患者と中断患者との比較ー" 小児歯科学雑誌. 28. 518-527 (1990)
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[Publications] 奥 猛志: "顎関節症における矯正治療の積極的導入についての検討ー思春期の顎関節症患者の4症例を通してー" 小児歯科学雑誌. 28. 528-538 (1990)
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[Publications] 奥 猛志: "思春期顎関節症患者の顎関節部についての矢状断および前頭断Fuji Computed Radiography(FCR)による研究" 小児歯科学雑誌.
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[Publications] 小椋 正: "歯界展望別冊・顎関節症治療のポイント50" 医歯薬出版(株), 5 (1990)
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[Publications] 小椋 正: "咬合の育成と維持" クインテッセンス出版(株), 18 (1991)