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1992 Fiscal Year Annual Research Report

ラドンシーランドとしての木材、木質建材の性能

Research Project

Project/Area Number 03454079
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

奥山 剛  名古屋大学, 農学部, 助教授 (00023482)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山本 浩之  名古屋大学, 農学部, 助手 (50210555)
木方 洋二  名古屋大学, 農学部, 教授 (40023395)
飯田 孝夫  名古屋大学, 工学部, 助手 (50089843)
Keywordsラドン濃度 / 環境放射能 / 換気 / 無機建材 / ラドン散逸 / ラドンシーラント / 木材 / スプルース
Research Abstract

本年度は、従来から続けてきた住宅・建物内空気のラドン濃度の測定と、木材のラドン透過阻止能の測定を平行して行った。その結果つぎの測定結果を得た。
(1)住宅内のラドン濃度は、窓を締め切ることの多い冬場に高くなる傾向がある。
(2)事務所など、外部空気との換気が少ない状態では、夏場に顕著に高くらる傾向がある。
(3)夏場にラドン濃度が高くなる原因として、換気以外に無機建材や地面からのラドン散逸が夏に大きくなる。その原因をデシケータ内実験で検討したところ、温度よりも湿度の影響が大きいことが明らかとなった。すなわち、建材からの水分放出量が多くなるほど散逸量が大きくなることがわかった。
(4)ラドン透過阻止能を試料としてスプルースを用いて測定した。一連の測定には約5ヶ月要することが分かった。結果を表であらわす。 試料厚みが1mm未満で低減率が低くなる傾向がみられた。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 渡辺 拡、奥山 剛 飯田 孝夫、蟹江 洋子: "建物内のラドン濃度と建材からのラドン散逸" 木材学会誌. 38. 114-121 (1992)

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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