1992 Fiscal Year Annual Research Report
接着剤の粘弾性特性に注目したFPC耐折寿命に関する強度評価と設計法構築の試験研究
Project/Area Number |
03555021
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Research Institution | IBARAKI UNIVERSITY |
Principal Investigator |
鈴木 秀人 茨城大学, 工学部, 教授 (30090369)
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Keywords | フレキシブルプリントサーキット / 接着剤 / 粘弾性 / 耐折寿命 / 温度 / 疲労 / 電子機器 / 信頼性 |
Research Abstract |
フレキシブルプリント配線板、FPCの耐折寿命に関する信頼性評価とその改善のための試験研究を実施した。特に、接着剤の粘弾性特性を活かしたFPC要素設計・開発を試みた。すなわち、本研究の成果は、下記の三つの事項である。 (1)耐折寿命に関する使用環境での信頼性評価の実施: 接着剤が粘弾性特性を呈する領域でのフレキシブルプリント FPCの耐折寿命に関する強度評価を実施した。まず、試験温度で接着剤が粘弾性特性を示すFPCを開発した。これらのFPCを試験片として、使用状況に近いIPC耐折試験を実施した。試験環境は、粘弾性挙動に注目して、試験温度と繰返応力周波数とパラメータとして、変動させた。 (2)粘弾性特性に焦点を合わせた接着剤の設計・開発: 上記(1)の研究結果に基づいて、接着剤の粘弾性特性に注目したFPCの耐折命寿改善に関する知識の整理を行った。それに基づいて、実際にサンプルを作成し、これに対して試験を実施するクロズドループ型の実証研究を行った。その結果、一つの提案として力学的エネルギーを熱的エネルギとして転換し易い特性の接着剤を用いるほどFPCの耐折寿命が改善されることを示した。 (3)FPCの要素設計法の構築: 以上の知見を、従来の金属疲労に係わる体系化されている知識によって整理し直し、電子機器の要素設計に関するフレキシブルプリント、FPCの疲労設計法の構築を試みた。
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[Publications] Hideto Suzuki,Ryo Ito,Shinichi Kuroda,Masao Shimizu: "The Basic Study on the Fatigue Reliability of Flexible Printed Circuts:Effects of Component-Materials Thickness and Mechanical Properties of Adhensives on the ¨Functional Disorder¨" Proc.,of the 1992 Joint ASME/JSME Conference on Electronic Packaging. 2. 803-808 (1992)