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1992 Fiscal Year Annual Research Report

多変量解析を用いた新しい無歯顎診断システムの構築

Research Project

Project/Area Number 03557084
Research InstitutionHIROSHIMA UNIVERSITY

Principal Investigator

津留 宏道  広島大学, 歯学部, 教授 (90034157)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 裕二  広島大学, 歯学部, 助手 (70187251)
赤川 安正  広島大学, 歯学部, 助教授 (00127599)
Keywords無歯顎 / 満足度 / 総義歯 / 多変量解析 / 診断システム
Research Abstract

総義歯治療評価をするため,平成3年度に以下のような研究を行った。
1.口腔内要素,義歯の状態および心理的状態を定量的に把握するためのプロトコールを作成し,予備調査にて再現性を確認した。
2.約400名の無歯顎者に対して試作した診査用紙による調査を行い,そのうちデータの完全に揃っている320名分について分析を行った。
3.咀嚼スコアを計測することにより,無歯顎者の生理学的機能を検査した。
4.以上の大量のデータのうち,(1)無歯顎者の満足度,(2)術者による義歯の評価,(3)術者による無歯顎者の口腔内状態の評価,(4)無歯顎者の咀嚼スコアについて多変量解析を行い,各種パラメータの相互関係を統計学的に明らかにした。
5.臨床上重要なパラメータの検索を行い,無歯顎診断システムを構築した。
この結果に基づき,平成4年度は以下のような検討を行った。
1.診査項目の再検討を行い,患者の満足度や口腔内の状態などを定量的にスコア化でき,日常臨床で使用可能な診査用紙の作成を行った。
2.補綴処置の予後の評価を行い,術前の診断結果と比較検討した。
3.すべての結果の総括を行い,本システムの有用性を明確にし,実用化に結びつけるよう検討を行った。

Research Products

(3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] 赤川 安正: "総義歯装着者の満足度スコアの試作" 広島大学歯学雑誌.

  • [Publications] 赤川 安正: "患者の満足度を中心においた総義歯治療の一例" 広島大学歯学雑誌. 24. 138-144 (1992)

  • [Publications] 浜田 重光: "総義歯装着者の総合満足度の数量化に関する臨床的研究" 広島大学歯学雑誌. 23. 275-289 (1991)

URL: 

Published: 1994-03-22   Modified: 2016-04-21  

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