2004 Fiscal Year Annual Research Report
分野認知型対話理解システムの英語知識辞書構築の研究
Project/Area Number |
03F03258
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
青江 順一 徳島大学, 工学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ATLAM EL-Sayed Abd Elmaksoud 徳島大学, 工学部, 外国人特別研究員
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Keywords | 分野認知 / 対話理解 / 英語知識辞書 / 音声対話 / 自然言語処理 / 情報検索 |
Research Abstract |
文書中における単語の重要度を決定する際に、出現頻度の時系列変動が考慮されるようになれば、時間情報や流行性を考慮した結果を得ることができ、より適切な情報検索、対話処理が可能となる。 本年度は、過去の文書内での単語の出現頻度変化に基づき、時間軸上での単語の流行性を推定する手法を提案した。提案手法では、単語の時間軸上での流行性として、3つのクラス(安定語、新出語、衰退語)を定義し、過去の文書集合内の固有名詞形単語に対して、クラスの付与を人手で行った。次に、クラスを付与された単語の特徴(品詞、出現頻度など)を抽出した。それらのデータを学習データとして決定木自動学習アルコリズムC4.5に入力することで、決定木学習を行い、クラスを定量的に判定するための条件を生成した。そこで生成された決定木を用いることで、新たに入力された単語がどのクラスに属するかを推定することが可能となった。 なお、本年度の提案手法に関連する研究成果は、別記した研究発表雑誌論文(8本)や、エジプト、イタリア、ニュージーランドで行われた国際会議でのフォーラム論文(11本)にて報告済みである。
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Research Products
(8 results)