2004 Fiscal Year Annual Research Report
VSOPサーベイという観測で得られたデータの解析(次期スペースVLBI観測計画での装置開発)
Project/Area Number |
03F03751
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Research Institution | Japan Aerospace Exploration Agency |
Principal Investigator |
平林 久 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙情報・エネルギー工学研究系, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
WIIK Kaj Johannes 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙情報・エネルギー工学研究系, 外国人特別研究員
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Keywords | VSOP / スペースVLBI / VSOP-2 / 活動銀河核 |
Research Abstract |
電波天文衛星「はるか」を使ったVSOPサーベイデータの解析を、宇宙研研究者および外国人特別研究員Richard Dodson博士と協力しながら、すすめた。解析チームによる論文を3編、準備中である。VSOPサーベイデータのなかから、活動銀河核のジェットが発生後、大きく曲がる現象について、解析をおこない物理的観点から研究発表をおこなった。 活動銀河核3C273,3C274の多波長(光、電波、X線、ガンマ線)での観測キャンペーンの一環として、高周波VLBIによる撮像観測をおこなった。特異な電波ジェットの振る舞いが観測され、発表し、また、研究を続行中。 将来のスペースVLBI計画であるVSOP-2衛星の精密軌道決定法について、GPSを使うケースでのcmレベルでの軌道精度について調査、発表をおこなった。また、VSOP-2計画での観測の重要性を、X線、ガンマ線観測との関連から論じて、INTEGRALミッションに3編のポスター論文を発表した。VSOP-2計画の提案チームの一員として、ミッション提案に参画した。
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Research Products
(3 results)