2004 Fiscal Year Annual Research Report
コーポレートガバナンスと中小企業について税務・財務・環境問題を取り上げ日独の比較を行う
Project/Area Number |
03F03784
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Research Institution | Osaka University of Economics |
Principal Investigator |
田渕 進 大阪経済大学, 経営情報学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
BEBENROTH Ralf 大阪経済大学, 経営情報学部, 外国人特別研究員
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Keywords | コーポレートガバナンス / 中小企業 / ドイツ / 金融環境 / 経営財務 / M&A / ベンチャーキャピタル / 株式新規公開 |
Research Abstract |
コーポレートガバナンスと中小企業の財務問題としてドイツと日本を比較するため、ドイツのコーポレートガバナンスと共同決定、日本におけるドイツ企業、ドイツ企業の日本におけるM&A,ベンチャー企業と新規株式公開などの分野を研究してきた。現在、コーポレートガバナンス・コデックスと中小企業の問題に取りかかっている。 平成16年4月から1年間の研究実績としてまず、下記11.に記載した論文を挙げることが出来る。そして、現在投稿中のものではあるが「ドイツの新規株式公開企業とアンダープライシング」と「ドイツの環境税とエネルギー政策について-再生可能エネルギー法を中心に-」の二稿はやがて貴重な実績となるものである。それ以外に、研究分担者は論文ではないが口頭での報告として3つ学会において研究報告を行っている。期日の順に示すと、4/24「ドイツ中小企業の財務環境」経営財務学会関西部会、6/19「ドイツ中小企業とM&A」財務管理学会、10/17「日本におけるドイツ製薬企業とM&A」経営財務学会の3つである。さらに、研究会での報告として、6/11「日本におけるドイツ企業」大阪経済大学大学院セミナー、11/30「ドイツの共同決定とコーポレートガバナンス」関西学院大学産業研究所研究会、1/22「ドイツのエネルギー法と政策」東京国際大学人間環境問題研究会、2/8「ドイツにおけるコーポレートガバナンス」帝塚山大学経営研究会などがある。ドイツ学術交流協会(DAAD)の研究会においても4/15にドイツ語によるコーポレートガバナンスの研究報告を行っている。 研究分担者は継続的にコーポレートガバナンスの研究を遂行して成果を報告している。研究代表者である田渕はこの一年においてこれまでに至る長年の研究をまとめて著書「ドイツ中小企業と経営財務」を上梓した。
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Research Products
(7 results)