1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04044013
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
伊東 孝之 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (30002140)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河龍 出 大韓民国ソウル国立大学, 準教授
徐 葵 中国社会科学院ソ連東欧研究所, 所長
BOGATUROV Al ロシア科学アカデミー米国カナダ研究所, 部長
ROTFELD Adam スウェーデン国際平和研究所, 所長
長谷川 毅 米国カリフォルニア大学サンタバーバラ分校, 教授 (50164819)
TSIPKO Aleks ロシアゴルバチョフ基金政治学部, 部長
田中 明彦 東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (30163497)
西村 可明 一橋大学, 経済研究所, 教授 (60017671)
JUKES Geoffr 豪国オーストラリア国立大学高等研究所, 上級研究員
SENGHAAS Die ドイツブレーメン大学政治学部, 教授
塩川 伸明 東京大学, 法学部, 教授 (70126077)
木村 汎 国際日本分化研究センター, 教授 (80001767)
松里 公孝 北海道大学, スラブ研究センター, 助教授 (20240640)
田畑 伸一郎 北海道大学, スラブ研究センター, 助教授 (10183071)
山村 理人 北海道大学, スラブ研究センター, 助教授 (60201844)
家田 修 北海道大学, スラブ研究センター, 助教授 (20184369)
望月 哲男 北海道大学, スラブ研究センター, 助教授 (90166330)
望月 喜市 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (80002989)
原 暉之 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (90086231)
皆川 修吾 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (60121472)
|
Keywords | 世界システム / 独立国家共同体 / NATO / CSCE / EC / アジア太平洋地域 / 日ロ関係 / 中ロ関係 |
Research Abstract |
平成5年度は計画初年度であるので実施方法について相手側研究代表者A.ツィプコ及び研究分担者G.ジュークスと綿密な打ち合わせを行なうことを重視した。両人は予定通りスラブ研究センター外国人研究員として平成4年6月に札幌に着任し、平成5年3月まで日本側研究分担者と打ち合わせ及び研究交流を行なう機会をもった。平成4年7月と平成5年1〜2月には両人の参加のもとにワークショップを開催した。本年度は調査研究のため伊東孝之、田畑伸一郎、山村理人、塩川伸明の4名をCIS諸国、東欧諸国に派遣した。伊東孝之は研究代表者として現地の研究分担者と接触を行い、併せてロシア、カザフスタン、ウクライナ、ポーランドの安全保障面での国際統合の現地調査を行なった。田畑伸一郎、山村理人はロシアの経済面での国際統合の現状を調査した。当初の計画ではさらに西村可明を派遣する予定であったが、受け入れ側の都合により来年以後に延期し、代わりに塩川伸明をロシアに派遣し、政治変動と国際統合との関連を調査させた。このほかに原暉之、松里公孝がロシアにおいて、また家田修がハンガリーにおいてそれぞれ独自に現地調査を行なった。最初の研究成果は『スラブ研究センター研究報告シリーズ』などにおいて発表される予定である。
|
Research Products
(8 results)
-
[Publications] ITO,Takayuki: "Eastern Europe:Achieving Legitimacy" Gilbert Rozman,ed.,Dismantling Cmmunism:Common Causes and Regional Variations,Baltimore:Hohns Hopkins UP.277-314 (1992)
-
[Publications] 山村理人: "ソ連邦解体後の食糧・農業問題の構造" ロシア研究(日本国際問題研究所). 15. 40-53 (1992)
-
[Publications] KIMURA,Hiroshi: "Jpanese-Russian Relations:Issues and Future Perspectives" Trevor Taylor,ed.,The collapse of the Soviet Empire:Managing the Regional Fall-Out,London:RIIA.79-89 (1992)
-
[Publications] SHIOKAWA,Nobuaki: "Has Perestroika Ended?" Shugo Minagawa,ed.,Thorny Path to the Post-Perestroika World:Problems of Institutionalization,Sapporo.69-91 (1992)
-
[Publications] NISHIMUTRA,Yoshiaki: "The Shift to Market Economies in Eastern Europe" Japan Review of International Affairs. Vol.6No.1. 22-42 (1992)
-
[Publications] Senghaas,Dieter: "Zwischen Globalisierung und Fragmentierung.Ein Beitrag zur Weltordnungs debatte" Blatter fur deutsche und internationale Politik. Nr.1. 50-59 (1993)
-
[Publications] 伊東孝之(編): "ソ連東欧諸国の改革と国際システムへの統合2(スラブ研究センター研究報告シリーズ42号)" 北海道スラブ研究センター, 130 (1992)
-
[Publications] KIMURA,Hiroshi: "Beyond Cold War to Trilateral Cooperation in the Asia-PacificRegion:Scenario for New Relationships between Japan,Russia,and the United States." Harvard University, 72+91 (1992)