1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04045031
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
土屋 義人 京都大学, 防災研究所, 教授 (90025883)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
RAYMOND W H オクラホマ大学国際災害研究センター, 教授
IVAR M Wahr オクラホマ大学国際災害研究センター, 教授
CRAIG St Joh オクラホマ大学国際災害研究センター, 教授
MARK Sharfma オクラホマ大学国際災害研究センター, 教授
STEPHAN Ewan オクラホマ大学国際災害研究センター, 教授
GARY W Emery オクラホマ大学国際災害研究センター, 教授
J R Cruz オクラホマ大学国際災害研究センター, 教授
KENNETH C Cr オクラホマ大学国際災害研究センター, 教授
YOSHI K Sasa オクラホマ大学国際災害研究センター, 所長
田中 正昭 京都大学, 防災研究所, 助教授 (60027240)
桂 順治 京都大学, 防災研究所, 教授 (20034340)
池淵 周一 京都大学, 防災研究所, 教授 (20026181)
土岐 憲三 京都大学, 防災研究所, 教授 (10027229)
村本 嘉雄 京都大学, 防災研究所, 教授 (50027223)
光田 寧 京都大学, 防災研究所, 教授 (90027219)
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Keywords | 自然災害 / 風水害 / レーダーシステム / 防災戦略 / 突発災害 / 洪水予報 / 比較災害研究 / 国際共同研究体制 |
Research Abstract |
京都大学防災研究所とオクラホマ大学国際災害研究センターとの国際学術研究として実施した成果は、次のように要約される。 1)国際共同研究体制について オクラホマ大学において、土屋、池淵両教授をはじめ、中北助教授、山下助手も加わって、Sasaki教授ほか20名の関係者により2日間討議し、またSasaki教授の来所によりさらに詳細に検討した。その結果、新設されたオクラホマ大学国際災害研究センターの研究体制の充実と共同研究の推進のため、種々の研究テーマ、方向が明確になってきたので、(1)同センターAdvisory Board Memberとして、土屋、亀田両教授が加わること、(2)突発災害調査班(Disaster Survey Team)を構成して、共同研究として積極的に災害調査に当ること、(3)An International Journalon Natural and Technological Disastersをオクラホマ大学出版より刊行することとなった。 2)風水害の共同研究について オクラホマ大学の新しい気象レーダーシステムを中心とする共同研究の推進について検討し、具体的な研究課題として、(1)GISおよびレーダによる洪水予報の研究、(2)豪雨のレーダ解析などを計画することができた。 3)竜巻、台風による災害予測、耐風構造に関する共同研究について 桂教授が滞在して、耐風構造の具体的な共同研究を推進するとともに、ハリケーンアンドウリーおよび9119台風による強風災害について比較研究を実施することになり、これにより台風などによる災害防止軽減に対する戦略を国民性、社会性などの視点をも考慮して研究していくことになった。 4)防災に関する戦略について 風水害を対象として検討してきたが、とくにその革命的な方法についてSasaki教授の見解が特別講演として示された。
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Research Products
(1 results)