1992 Fiscal Year Annual Research Report
市町村別統計による1960年以降の耕地利用変化の解析
Project/Area Number |
04209109
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Research Institution | Hokusei Gakuen University |
Principal Investigator |
岡本 次郎 北星学園大学, 経済学部, 教授 (20002587)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石丸 哲史 琉球大学, 法文学部, 助手 (50223029)
島袋 伸三 琉球大学, 法文学部, 教授 (40044862)
山下 克彦 北海道教育大学, 札幌分校, 教授 (80002468)
菊地 俊夫 東京都立大学, 理学部, 助教授 (50169827)
青柳 光太郎 東北学院大学, 文学部, 助教授 (80124543)
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Keywords | 土地利用 / 市町村別農業統計 / 耕地面積変化 |
Research Abstract |
1.1960年以降85年に至る期間の毎5年の耕地分布の変化と耕地利用形態の変化とを、全国的に展望するとともに地域的な様相を明らかにするため、主として市町村別統計を用いた解析を進めた。このためのデーターベースは、昨年度岡本が作成したもので、市町村合併などによる境界変更は85年の市町村に合わせてある。 2.耕地面積全体の解析は、「農業統計に用いる地域区分」(農林水産省統計情報部)による市町村類型との対比をはじめ、多様な結果を得た。ラインプリンターによるデータの地図化をおこなったものには興味ある成果が多く、そのうち、いくつかをカラーマップで公表した。また、耕地面積変化について、安定型・準安定型・増加型・減少型を基本とする市町村類型を定めることができたので、この結果については、近くその詳細を発表する。 3.田・普通畑・樹園地・牧草地の面積変化、作物の作付栽培面積の変化についても多くの解析成果を得た。普通畑の変化については、とくに、関東地方の地域相を解明するなどの成果を挙げ、樹園地面積については、とくに樹種別考察で前進があった。 4.沖縄県のデータは、このデータベースには含まれないので、手法を変えて、地図・資料による解析を行い、その成果の一部は、カラーマップとして報告した。
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Research Products
(11 results)
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[Publications] 岡本 次郎: "市町村別統計に見る高度経済成長期以降の水田面積・水稲作付面積の変化" 季刊地理学. 44. 188 (1992)
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[Publications] 岡本 次郎: "市町村別統計で見る農地利用の変化" 文部省科学研究費重点領域研究報告書「日本の近代化と土地利用変化」. 33-36 (1992)
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[Publications] 岡本 次郎: "耕地利用に開する市町村別農業統計の分析" 統計. 43-12. 9-14 (1992)
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[Publications] 岡本 次郎: "市町村別統計による耕地利用変化の解析" 文部省科学研究費 重点領域研究 領域番号101 近代化による環境変化の地理情報システム総合報告書. 1. 123-130 (1993)
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[Publications] 岡本 次郎: "耕地利用変化に関する市町村別統計データベースの作成と解析手法" 北星学園大学経済学部北星論集. 29. 301-327 (1992)
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[Publications] 青柳 光太郎: "市町村半位にみた1965年以降の樹園地面積の変化" 季刊地理学. 44. 190 (1992)
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[Publications] 島袋 伸三,町田 宗博,石丸 哲史: "沖縄の土地利用変化" 文部省科学研究費重点領域研究 日本の近代化と土地利用変化. 39-40 (1992)
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[Publications] 菊地 俊夫: "関東地方における畑地利用の変化とその地域性" 季刊地理学. 44. 189 (1992)
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[Publications] 山下 克彦: "全国の牧草地分布の変化とその地域的特性ー1965〜85ー" 季刊地理学. 44. 191 (1992)
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[Publications] 氷見山 幸夫,岡本 次郎(編): "土地利用変化とその問題" 大明童, 280 (1992)
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[Publications] 菊地 俊夫: "日本の酪農地域" 大明童, 292 (1993)