1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04209114
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Research Institution | Rissho University |
Principal Investigator |
西川 治 立正大学, 文学部, 教授 (80012219)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 俊和 東北大学, 理学部, 教授 (00087149)
太田 勇 東洋大学, 文学部, 教授 (00058009)
新井 正 立正大学, 文学部, 教授 (10062811)
氷見山 幸夫 北海道教育大学, 旭川校, 教授 (20142771)
野上 道男 東京都立大学, 理学部, 教授 (50087144)
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Keywords | 地理情報システム / 近代化 / 環境変化 / 原環境 / 水域環境 / 土地利用 / 人間環境 |
Research Abstract |
本総括班の主たる任務は、本研究の領域全体にわたる研究推進上の企画と運営、および各班間の連絡と調整、ならびに研究成果の公表等にある。平成5年度の具体的事項を以下に示す。 1.総括班会議を1回、計画研究班長会議を6回開催して、研究成果のまとめ方と公開の方法について検討した。 2.本年度行ったシンポジウムは次のとおりである(予定のものを含む)。 (1)第5回公開シンポジウム「GIS教育(ワークショップ)」(於 慶應義塾大学)1993年5月15日講演者数6名、参加者約100名。 (2)第6回公開シンポジウム「数値地図と環境」(於 東京都立大学)1993年7月7日講演者数7名、参加者約120名。 (3)第7回公開シンポジウム「地域環境変化と地理処理システム」(於 慶應義塾大学・明治大学)1994年4月3〜5日(予定) 3.本年度発光した印刷物は次のとおりである。 (1)NCGIAのCoreCurricilumより、GIS技術論を翻訳し(383頁)、1993年5月に刊行した。 (2)本重点領域研究の研究成果総括報告書(195頁)を1993年10月に刊行した。 (3)GIS技術資料のNo.3とNo.4(合本で123頁)を1994年3月に刊行した。 (4)研究成果をまとめたCD-ROM(2巻)を1994年3月に完成・配布を開始した。 4.本重点領域研究の成果をもとにまとめたアトラス「日本の近代化と環境変化」の執筆と編集を行なった。刊行は1994年6月の予定である。加えて、研究成果に関する概説書の編集を行なっている。 5.本研究の成果を踏まえて、IGBPの第7領域との関連をもたせた次期研究計画の策定を行なっている。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 氷見山幸夫・太田伸裕: "大正期〜現代の北海道の土地利用変化" 北海道教育大学大雪山自然教育研究施設報告. 28. 1-15 (1993)
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[Publications] 田村俊和: "地形研究を通してみた自然地理学" 地理学評論. 66. 763-770 (1993)
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[Publications] 新井正: "東京の水域の変化と水循環" 都市問題研究. 45. 59-69 (1994)
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[Publications] 西川治: "日本島国論の再考-ケンペルの鎖国論をめぐって-" 立正大学文学部論叢. 98. 49-72 (1993)
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[Publications] 小川真由美・野上道男: "冬季の降水形態の判別と降水量の分離" 水文・水資源学会誌. 7. 421-427 (1994)