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1992 Fiscal Year Annual Research Report

膀胱尿管逆流現象と膀胱三角部の形状との相関関係(コンピュータによりリアルタイム3次元マッピング装置による)

Research Project

Project/Area Number 04454405
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

秦野 直  琉球大学, 医学部, 助教授 (10101924)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川村 猛  東京都立清瀬小児病院, 医長
早川 正道  琉球大学, 医学部, 助教授 (00095639)
大澤 炯  琉球大学, 医学部, 教授 (70045251)
Keywordsコンピュータ / 内視鏡 / 膀胱鏡 / 三角部 / 測定 / 膀胱尿管逆流現象 / 位置測定
Research Abstract

本研究は、コンピュータを利用した測定装置により、膀胱三角部の形状を精密に測定し、その形状と膀胱尿管逆流現象との相関関係を明らかにしようとするものである。
本年度におこなわれた研究
1.臨床で測定可能な実機を製作した。
2.臨床データを収集するにあたって実際に装置を動作させその問題点を検討し、測定方法の改善をおこなった。
3.ソフトウエアは、今回のデータ収集に適するように、若干の変更を加えた。すなわち大量に収集されたデータを効率良くファイルし後で解析しやすいように、データの収納方法に改善を加えた。
4.現在試作した測定装置を使用し共同研究者の川村が小児において試用し、ひきつづき、データの収集にとりかかっている。
これまでのところで明らかになったこと
1.従来の内視鏡による医師の判断と、今回の研究により作製された測定器により測定されたデータとの間に、かなりのへだたりが認められた。従来医師により肉眼的に観察されていた所見がいかにあいまいであったかをあらためて認識することとなり、本機の有用性が確認された。
2.尿管口の位置測定においては、膀胱に尿がたまるにしたがってその位置が外側に、移動することが新たに判明した。この結果として三角部の面積が広がることを確認した。このような事実が具体的、かつ客観的に確認されたのは、世界で初めてである。この現象には膀胱三角部の脆弱性(強度)が関係している可能性があり、さらにデータを蓄積することにより、新しい知見を得ることが期待できる。 今後さらに臨床データを蓄積しその解析を行なう予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 秦野 直、早川 正道、大澤 炯: "三次元マッピング装置により膀胱内計測方法" 第80回日本泌尿器科学会1992,4,16.

  • [Publications] 秦野 直、川村 猛: "内視鏡用三次元位置測定装置の臨床応用" 第81回日本泌尿器科学会1993,4,12.

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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