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1992 Fiscal Year Annual Research Report

磁性高分子材料による磁性糊の高周波磁束制御とその応用研究

Research Project

Project/Area Number 04555091
Research InstitutionIwate University

Principal Investigator

岡 英夫  岩手大学, 工学部, 助教授 (50091640)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 瀏  岩手大学, 工学部, 教授 (00003872)
Keywords磁性流体 / 寒天 / ゼリー / 微粒子 / コロイド / 磁気応用 / 透磁率 / 交流磁化特性
Research Abstract

寒天に磁性流体を混合した磁性寒天は、生体適合性を有し、かつ、ゼリー状で柔軟性があり、温度によって粘度が変化するという特徴を有する。これらの特徴を生かすことにより、磁気特性を有する糊、高周波磁界を印加することにより塗布部のみを加熱できる生体用磁気温熱材、高周波磁気シールド材等の可能性を有する。
しかし、上記の応用を実現するには、磁性寒天中のフェライト微粒子の分散性を向上させ、磁性寒天の磁気特性の向上が必要である他、磁性材料として用いる場合の計測法および評価法を明らかにすることが必要である。
本研究では、これらの事項を明らかにすべく、透磁率計測によるフェライト微粒子の分散性の測定法および評価法を明らかにし、分散性の良好な磁性寒天の作製法を明らかにした。さらに、内部励磁法による磁性寒天の交流磁気特性の測定方法を適用し、その際、測定用コイルをエポ〓シ樹脂で被覆することにより分布静電容量の影響で抑制でき、有効であることを明確にした。これらの結果を踏えて、内部励磁法による磁性寒天の交流磁気特性を測定する場合の周波数範囲、精度、測定範囲について検討し、低透磁率である磁性寒天の交流磁気特性の測定法を明らかにした。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 小野・岡: "内部励磁法による磁性流体の透磁率測定に関する実験的検討" 電気学会・マグネティックス研資. MAG-92 206. 129-137 (1992)

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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