• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1992 Fiscal Year Annual Research Report

環境制約と社会変化を考慮した水資源、水利用政策策定基準の検討

Research Project

Project/Area Number 04832043
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

山田 淳  立命館大学, 理工学部, 教授 (80066696)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西本 安範  立命館大学, 理工学部, 助手 (00066713)
Keywords水需要構造 / 環境制約 / 水資源政策 / 水利用 / 社会変化 / 開発途上国
Research Abstract

本年度の研究実施計画では、水利用の実態調査をおこない、そのデータ整理をすることであった。「ロードサーベイメータ設置による個体の水利用調査」では、測定機器の導入が遅れ、最初、他の行政機関からの借用によって調査を実施したため、詳細実態調査はほぼ予定数実施できたものの、シナリオによる利用実験はできなかった。詳細実態調査は、メータ設置に各家庭の全面的な協力が必要なため、交渉に時間を要し調査の進行が遅れた。また、「料金調定用既設メータによる水利用調査」については、メータの最小単位が大きいため、1時間単位とならざるをえなかったが、予定の測定数は確保できた。前者の調査からは、従来ほとんど把握されていなかった使用目的別の水量が、調査対象の属性とともに得られ、今後の水利用機器の普及と生活行動の変化に対応した需要予測と水道供給政策実施のための解析に必要な貴重な資料となった。また、後者の調査からは、利用者単位での需要の時間変化特性が得られ、需要変動を考慮した施設規模の決定や配水管理に関する貴重な資料となった。
「データ解析」については、全調査結果をコンピュータソフト「ロータス」のデータベースとしたが、解析は継続中で結果のまとめは次年度としたい。また、「開発途上国の実態整理」は、過去に実施したタンザニアやトリニダッド・トバゴの調査結果を整理したが、本年度は新たな現地調査を実施しなかったので、追加資料はなかった。次年度には、収集の機会があると思われるので追加検討する予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 山田 淳・有村 源介,川崎 健一・古仲 隆行: "事業体アンケートによる最近の配水量実態解析" 全国水道研究発表会. 44. (1993)

  • [Publications] 山田 淳・市木 敦之: "都市特性からみた生活用水の需要構造とその変化" 水資源シンポジウム講演集. 4. 105-110 (1992)

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi