2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04F04026
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Research Institution | Niigata University |
Host Researcher |
松井 賢二 新潟大学, 教育人間科学部, 教授
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Foreign Research Fellow |
MATANLE Peter Charles Derek 新潟大学, 教育人間科学部, 外国人特別研究員
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Keywords | 職業価値観 / 大学生 / 英国 / 日本 |
Research Abstract |
本研究は、2004年9月より開始した。今までの研究実績は以下の通りである。 1.日本語版と英語版の調査用紙(質問紙)の作成 研究の第1段階として、研究に関連する資料を収集するとともに、日英の大学生を対象にしたアンケート調査(質問紙調査)を実施するために、大学生の職業価値観などを尋ねる調査用紙(質問紙)の作成に着手した。まず英語で質問紙を作成し、それを日本語に訳し、さらにそれを英語に訳して確認するという手順で、英語版と日本語版の質問紙を完成させた。その途中英語版で予備調査も実施した。 2.英国における調査(質問紙調査とインタビュー調査)の実施 2004年12月より約2ヶ月間にわたって、英国の2つの大学で、インターネットを利用した調査を実施した。あわせて700人が回答を寄せてくれた。そのうち、約200人から追跡調査(インタビュー調査)の許諾を得た。その中の約20人を対象に、2005年2月下旬から3月上旬にかけて、英国においてインタビュー調査を実施しているところである。 3.日本における調査(質問紙調査)の実施 一方日本においては、2005年2月に、ある1つの大学の全学部生を対象に、英国調査と同様の方法(インターネット)で質問紙調査を実施した。477人の学生が回答を記入してくれた。そのうち追跡調査(インタビュー調査)には約30人の学生が同意してくれた。 4.調査結果の分析 現在は、質問紙調査を中心に、その結果を分析しているところである。今後英国で実施中のインタビュー調査と4月以降に実施予定の日本におけるインタビュー調査の結果もあわせて分析する予定である。
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