2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04F04026
|
Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
松井 賢二 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MATANLE Peter Charles Derek 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 外国人特別研究員
|
Keywords | 職業価値観 / 大学生 / 英国 / 日本 |
Research Abstract |
本研究は、2004年9月より開始した。今年度の研究実績は以下の通りである。 1.日本におけるインタビュー調査(1回目)の実施と内容の検討 昨年度末に新潟大学の3年次生(全学部)を対象に、インターネットで質問紙調査を実施した際、約30人の学生が追跡調査(インタビュー調査)に同意してくれた。その後、彼らに連絡を取り、最終的には22人を対象として、6月にインタビュー調査を実施した。1人約1時間のインタビューであった。学生に同意の上で、そのインタビューの内容を録音し、テープおこしを行った。その内容を現在項目ごとに分け、検討中である。 2.英国におけるインタビュー調査(1回目)の内容検討 昨年度2月〜3月にかけて実施したインタビュー調査の録音内容をすべてテープおこしした。項目ごとに分けその詳細を現在検討中である。現時点で判明していることは、学生のワークオリエンテーションをみると、個人主義的傾向が強い学生と組織・集団志向の傾向が強い学生とに大きく分かれていることである。 3.英国におけるインタビュー調査(2回目)の実施 昨年度実施した第1回目のインタビュー調査に協力してくれた学生を対象に、現在第2回目のインタビュー調査を英国において実施しているところである。今回の調査対象者は12人の予定である。 4.質問紙調査結果の分析 昨年度日本と英国においてインターネットを利用して実施した質問紙調査のデータを分析しているところである。基本的な分析は終了したが、日英比較に焦点化した分析を現在実施している。今後はインタビュー調査の結果もあわせて詳細に分析する予定である。
|