2004 Fiscal Year Annual Research Report
イグザンプル・ベースによる3次元モデルの作成手法の開発
Project/Area Number |
04F04033
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
西田 友是 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
HENRY Johan 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | コンピュータグラフィックス / モデリング / イグザンプルベース / デザイン画像 / 色鉛筆画風 / 写実的レンダリング / 環境照明 |
Research Abstract |
イグザンプル・ベースで3次元モデルを作成する際,まず作成したいモデルのデザイン画像を描く.このデザイン画像は作成したいモデルの幾つかの視点から見たときの画像である.デザイン画像はユーザが描く画像に限らず,写真のようなものを用いることも可能である.(例えば,アニメーション作成のために,存在している人間の顔モデルを作成しようとする場合,その人間の顔写真をデザイン画像とする).ユーザがコンピュータでデザイン画像を作成することを可能にするためにスケッチプロトタイプを開発した.このプロトタイプはユーザがスケッチ感覚でデザインを行い,システムは自動的にユーザが描画したものから曲線情報を抽出する.また,デザインしたものを色鉛筆画風に塗りつぶす機能も付けた.塗りつぶすに使用された色情報はモデルの表面の色情報として利用することを考えている. 3次元モデルを作成したあと,そのモデルを見せるためにレンダリングする必要がある.近年,自然な環境照明下で写実的な画像生成が盛んである.環境照明は環境マップを用いて表現することが多い.しかし,環境マップを用いて輝度計算をすると,膨大な光源の数による輝度計算が必要になり計算コストが高くなってしまう.そこで,環境照明下で効率的にレンダリングを行う手法を開発した.
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Research Products
(1 results)