2005 Fiscal Year Annual Research Report
キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼによる細胞伸長抑制機構の研究
Project/Area Number |
04F04173
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
林 隆久 京都大学, 生存圏研究所, 助教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SUDA Cecilia Nahomi Kawagoe 京都大学, 生存圏研究所, 外国人特別研究員
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Keywords | キシログルカン / つなぎ換え反応 / 酵素・アクセプター複合体 / エンドトランスグルコシラーゼ |
Research Abstract |
エンドウ上胚軸のキシログルカンエンドトランスグルコシラーゼの細胞内局在性を抗体を用いて解析した。ゴルジ体のマーカーとなる抗体(JIM84)とキシログルカンエンドトランスグルコシラーゼは一致した。キシログルカンに対する抗体(CCRC-M1)を用いたところ、ゴルジ体の抗体(JIM84)と一致したが、キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼとは、ほとんど一致しなかった。ゴルジ体が分泌される直前、すなわち細胞膜の近くにおいて、キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼ・キシログルカン・JIM84の3重染色が一致することが認められた。さらに、エンドウのミクロソーム画分をGDP-[^<14>C]fucoseでラベルした後、これをキシログルカンと反応させた。その結果、オリゴ糖は反応しなかったが、ポリマーは反応して、ほぼ半分の分子量サイズに減少した。このことから、細胞内では、キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼは酵素・アクセプター複合体複合体を形成して細胞壁にインテグレイトされることが明らかとなった。
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Research Products
(1 results)