2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04F04305
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
河本 昇 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DE BBEAUCE Vivien 北海道大学, 大学院・理学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | 格子フェルミオン / ディラック・ケーラーフェルミオン / 格子上の超対称性 |
Research Abstract |
昨年10月26日に我々の研究室に来てから、現在までの研究は、ビビアン氏がこれまで格子上のディラック・ケーラーフェルミオンの定式化に対して格子上のWhitney mappingによる新しい定式化を提唱しており、非可換性を導入した我々の定式化との比較を行ってきた。一方我々はツイストされた超対称性の格子上での定式化に成功しており、ビビアン氏の定式化によるツイストされた超対称性の定式化が可能かどうかの可能性を探ってきた。ビビアン氏の定式の特徴は、格子上で微分形式がホモロジーを用いて定義され、しかも差分がライプニッツ則を満たす定式化になっていることが特徴である。他方において我々の定式化は格子上の差分がライプニッツ則を満たすようにマイルドな非可換性を導入しており、この非可換性を導入しない定式化としての、格子上での超対称性の定式化を示唆している。現在これ等の可能性に対して議論を密に進め検討している段階である。
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