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2006 Fiscal Year Annual Research Report

設計解パターンに基づく概念設計のマスカスタマイゼーション

Research Project

Project/Area Number 04F04338
Research InstitutionThe University of Tokyo
Host Researcher 木村 文彦  東京大学, 大学院工学系研究科, 教授
Foreign Research Fellow WUNSCH Matthias Herbert  東京大学, 大学院工学系研究科, 外国人特別研究員
Keywordsマスカスタマイゼーション / 概念設計 / 設計過程 / 設計工学 / CAD / 環境配慮設計 / モジュラー設計 / 再利用
Research Abstract

前年度までの研究においては、マスカスタマイゼーションの概念が有効である製品分野を検討し、その設計生産プロセスを分析して、機能要求に対応する概念設計から生産システムに対する影響を考察し、概念設計の整備によるマスカスタマイゼーションの可能性を分析した。以上の成果を基に本年度は、製品利用者の設計への参画の可能性などを中心に、マスカスタマイゼーションの有効性を事例に基づき評価して、計算機支援方式の実装を中心に必要な技術を具体的に検討した。
(1)多分野技術の統合によるマスカスタマイゼーション
カスタマイゼーションが望まれる製品は、機械的、電気・電子的、制御的およびソフトウェア的な要素からなり、カスタム化の設計支援のためには、これらのさまざまな知識を統合して扱えるような枠組みが必要となる。利用可能な枠組みとしてSysMLを検討し、その有効性を検証した。マスカスタマイゼーションのためには、製品要求にしたがって、機械的な構成部分を電子機器とソフトウェアに置き換えるなど、技術領域を超えた製品構成の変更が必要であり、そのようなマスカスタマイゼーションに固有の要求に対して記述方式の評価を行った。
(2)マスカスタマイゼーションのための設計支援フレームワーク
前述の考え方に従い、具体的に設計支援システムを考察するために、携帯電話を例にとって事例研究を行った。マスカスタマイゼーションのためには、設計作業のリードタイム短縮、コスト削減および効率向上のために、多分野にわたる既存設計知識の効率的な再利用が肝要となる。設計解パターンの考え方に基づく、製品要求の体系的な記述、あるいは多分野の設計知識の効率的な収集および利用が重要である。本研究においては、マスカスタマイゼーションの設計支援フレームワークの考え方を確立し、実現のために必要となるシステム記述技術や計算機支援技術について具体的に検討した。

Research Products

(2 results)

All 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Applying Mass Customization to Mobile Phones?2006

    • Author(s)
      Kimura, F., Wunsch, M.
    • Journal Title

      17th Annual Conference of POMS - OM in the New World Uncertainties, Boston (USA)

  • [Journal Article] Applying Mass Customization to Mobile Phones?2006

    • Author(s)
      Kimura, F., Wunsch, M.
    • Journal Title

      16th CIRP International Design Seminar - Design & Innovation for Sustainable Society, Kananaskis, Alberta (Canada)

URL: 

Published: 2008-05-07   Modified: 2016-04-21  

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