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2004 Fiscal Year Annual Research Report

機能性分子挿入による多糖類集合体の構造変換に関する研究

Research Project

Project/Area Number 04F04528
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

空閑 重則  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) WU Min  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 外国人特別研究員
Keywordsβキチン / 包接化合物 / 薬剤送達システム / 抗がん剤
Research Abstract

βキチンの低分子包接能力を利用した複合材料・薬剤送達システムの構築を目指して、βキチンに機能性分子包接能を試験した。抗がん剤であるタキソールとシスプラチンを有機溶媒に溶解させてからβキチンに接触させることによるβキチンのシート面間隔の変化を様々な条件で調べたが、現在までのところ包接化に成功していない。これはこれら薬剤分子の極性基とキチンの相互作用が十分に強くないためと思われるので、βキチンの部分的化学修飾によりこれを強化する試みに着手した。βキチンには酸無水物が包接され、この錯体は単純な加熱によりキチンのエステル化を起こすことが分かったので、これを利用した包接能力の拡大を検討中である。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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