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2005 Fiscal Year Annual Research Report

ショウジョウバエを用いたハンチントン病病態研究

Research Project

Project/Area Number 04F04861
Research InstitutionThe Institute of Physical and Chemical Research
Host Researcher 貫名 信行  独立行政法人理化学研究所, 構造神経病理研究チーム, チームリーダー
Foreign Research Fellow DOUMANIS Joanna  独立行政法人理化学研究所, 構造神経病理研究チーム, 外国人特別研究員
Keywordsショウジョウバエ / ポリグルタミン病 / ハンチンチン / RNAi
Research Abstract

ハンチントン病はCAGリピート病であり、遺伝性脊髄小脳失調症を含む一群の疾患(ポリグルタミン病と呼ばれる)のひとつである。本疾患群ではポリグルタミン凝集体形成が病態の形成に重要な役割を果していると考えられている。本研究ではショウジョウバエを用いてポリグルタミン病のモデルをハンチンチンエクソン1+EGFPを発現することによって作成する。この可視化したモデルを用いることにより、遺伝学的手法を用いてこのポリグルタミンによって引き起こされる病態を制御する因子を探索する。
本年度:ショウジョウバエにおけるポリグルタミン発現による細胞毒性の検討のため、ハンチンチンエクソン1とGFPの融合蛋白を、発現する系を細胞系とショウジョウバエ個体レベルで作成した。
1)細胞レベルでは発現は誘導できるようにして、蛋白発現のコントロールを可能とした。
2)細胞レベルではGFP蛍光を用いて凝集体形成をモニターする系についてArrayScanを用いて確立した。
3)個体レベルでは視細胞にGFP蛍光を発する凝集体を形成するようにして、観察を容易にした。
現在個体レベルで他のポリグルタミン病においてポリグルタミン毒性を抑制、ないし促進するといわれている遺伝子に関して、我々の系において検討を行った。従来の報告とほぼ同じ結果であるが一部異なる結果を得ているものもあり、これが疾患遺伝子の差によるものか、系の違いによるものか検討を加えている。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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