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2004 Fiscal Year Annual Research Report

視線情報を利用したWEBユーザビリティ評価に関する研究

Research Project

Project/Area Number 04J05035
Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

中道 上  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 特別研究員(DC1)

Keywords注視点 / ページ / サイト / 定量的 / 使いやすさ / テスティング / 移動距離 / 移動速度
Research Abstract

ユーザの注視点移動距離と移動速度に着目し,ユーザが訪れたWebページ毎の注視点移動距離と移動速度とWebページの特徴との関連について実験により調査する.実験結果を統計的に分析,検証をおこない,新たなWebサイトから問題点の含まれるWebページを見つける手法として提案する.ここでは,注視点は,ユーザの視線とユーザが見ている対象の画面との交点である.
まず,ユーザが感じるWebページの使いやすさとWebページごとの操作や注視点の移動をはじめとする様々な定量的データに相関があるかを分析した.その結果,ユーザの注視点の移動が速いWebページほどユーザにとって使いやすい傾向があることを統計的に明らかにした.
これまで,Webサイトに対するユーザビリティテスティングは被験者が訪れたすべてのWebページを対象として評価を行う必要があった.しかし,評価に要するコストはますます増加の一途を辿っており,評価の効率化が求められている.使いにくいWebページを効率的に検出することができれば,効率的に評価することが可能になる.本研究の成果を利用し,ユーザの注視点移動速度という定量的な視線情報を利用すれば容易に検出,評価を行うことが可能になるであろう.
今後,さらに詳細な実験を行い,ページ内での注視点移動速度をはじめとする定量的なデータと様々なWebユーザビリティに関する問題点との関係が明らかになれば,問題点を定量的に指摘することも可能になると考えられる.

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Web閲覧者の視線情報とWebユーザビリティの相関関係2004

    • Author(s)
      栗山 進
    • Journal Title

      ソフトウェアシンポジウム2004論文集

      Pages: 32-35

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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