2004 Fiscal Year Annual Research Report
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04J10041
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
板木 拓也 東京大学, 大学院・理学系研究科, 特別研究員(PD)
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| Keywords | 放散虫 / 日本海 / オホーツク海 / 古海洋学 / 古環境学 |
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| Research Abstract |
日本海およびオホーツク海の堆積物から産出した放散虫化石を検討し,過去の海洋環境の復元を行った.これらの結果は,韓国の釜山大学で行われた日韓共同日本海研究ワークショップ(2004年5月22日〜5月27日),中国の同済大学で行われた国際プロジェクトIGCP-476のシンポジウム「2nd annual workshop "Tectonics, landform evolution and climate change in east Asia"」(2004年6月25日〜6月27日),フランスのビアリッツで行われた国際学会"8th International Conference of Paleoceanography"(2004年9月5日〜9月10日)の3つの国際会議で発表された.また,その一部に関しては,国際科学雑誌(2報),国内科学雑誌(2報),研究航海報告書(1報)に出版または投稿された.2004年10月27日より2005年1月29日までは,ノルウェーのオスロ大学地質博物館において,日本海,ベーリング海,北太平洋,北大西洋の放散虫化石を検討し,その成果の一部をオスロ大学の研究者が運営・管理しているインターネットのホームページ(http://www.Radiolaria.org)に公開した.この他,研究推進のために富山大学理学部と北海道教育大学理科教育において研究打ち合わせを行い,北海道瀬棚郡今金地域にて野外調査を行った.その成果の一部は,共同研究者らによって,札幌市で行われた「平成16年度大型動物化石総合調査公開報告会」(2005年3月5日)で発表された.
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