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1995 Fiscal Year Annual Research Report

抗ジベレリン抗体のGA認識部位アミノ酸配列をコードしたDNAの合成と応用

Research Project

Project/Area Number 05453163
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

室伏 旭  東京大学, 農学部, 教授 (00011916)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中嶋 正敏  東京大学, 農学部, 助手 (50237278)
鈴木 義人  東京大学, 農学部, 助手 (90222067)
山口 五十麿  東京大学, 農学部, 助教授 (00012013)
Keywordsジベレリン / 抗ジベレリン抗体 / 一本鎖抗体 / トランスジェニック タバコ
Research Abstract

抗ジベレリンA4(GA4)抗体の一本鎖抗体(scFV)遺伝子を構築し、E.coliを形質転換して、scFVを作らせた。scFVは、不溶性の沈殿として回収された。そこで、これを尿素で変性させて可溶化し、再構成を試みたが大部分は沈殿となり可溶性のscFVは得られなかった。得られたscFVを懸濁し、トリチウム標識GA4との結合性を検定したところ、微弱ながらscFVの量に依存した結合が認められた。
先のscFVをバイナリーベクターを用いるアグロバクテリウムの系によりタバコに導入し、形質転換されたカルスを得た。これをオーキシン、サイトカイニンを含む培地で培養し、再分化を行わせ、10この再分化個体を得た。再分化個体のmRNAを抽出し、ノーザンハイブルダイゼーションを行ったところ、いずれの個体からもscFVをコードしているDNAとハイブリダイズするバンドを認め、scFV遺伝子が導入されたことを確認した。
形質転換した植物体の培養を続けているが、期待される矮化などの明瞭な形質は発現していない。今後、ウエスタンブロティングにより、scFVが植物体内で生産されているか否か検定する予定である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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