Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 稔樹 東京工業大学, 工学部, 助教授 (60173845)
鈴木 則夫 大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (70154565)
前川 眞一 大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (70190288)
越田 豊 大学入試センター, 研究開発部, 教授 (10029647)
清水 留三郎 大学入試センター, 研究開発部, 教授 (00012344)
|
Research Abstract |
年度当初デーベース研究会を開催し,本年度における研究計画および研究方法について打合せを行い,必要に応じてミニデータベース研究会をもちながら,役割担当に従って研究を遂行した。以下にその概要を述べる。 1.世界史,生物,数学の主要教科書の入力 入力の方法として【.encircled1.】パンチ会社に依頼する,【.encircled1.】OCR(光学式文字読み取り装置)を利用して,教科書の内容を直接計算機に入力する,【.encircled3.】教科書会社の所有する磁気媒体(例えばフロッピーディスク)に記録したデータの利用,等が上げられたが,それぞれの方法について,時間,コスト,メンテナンス,柔軟性等の観点から検討を加えた。結論には到らなかったが,【.encircled1.】の方法によってデータを作成しながら,今後共これらの入力方法の利用について検討を加えていくこととした。 2.データベース・システムの開発 データベースとの対話のし易さ(操作性,検索時間,検索情報,見易さ等),全文入力データのキーワード抽出,各キーワード間の関連性,教科にまたがるキーワードの関連性等において柔軟な対応ができるようなシステムの開発を目指し,本研究においては2つの方向から取り組んだ。一つは,既存のデータベースシステムの利用可能性に基づくもので,原全文データによって既存のシステムの機能を動作させ,実際の利用面で耐えられるかを検討するものであった。もう一つは,多くの検索機能を新たに開発する方法によって,期待するシステムを構築するものである。現在,いずれの方法がより望ましいか検討段階である。両者の方向について,具体的な結果を見ながら検討を加えていく予定である。
|