1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05610213
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Research Institution | Fukuoka University of Education |
Principal Investigator |
平田 宗史 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (50033551)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平田 トシ子 九州女子短期大学, 初等教育科, 教授 (20192297)
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Keywords | IFEL / 教育指導者講習 / G.H.Q. / C.I.E. / 教育の民主化 / 教育長 / 指導主事 |
Research Abstract |
平成6年度は、平成5年度に主に収集したIFELに関する資料の整理をするとともに、未収集の資料収集に努めた。その成果の一部を九州教育学会第46回宮崎大会(1994年11月2日(土)於宮崎大学教育学部]で、「教育指導講習会(TFEL)の基礎的調査研究(-)-研究序説-」というタイトルで発表した。それはIFELの開設の経緯,運営機構と運営方式,開設講座と開設大学、講師と通訳と受講者,予算と報告書とCIEの項目等について発表した。発表についての質問が多く,それを踏まえて,修正補筆して、福岡教育大学紀要(第44号,第4分冊,PP.177〜195,1995年)に発表した。これまでは、全国的なIFELの実態を明らかにすることに努めてきたが、IFELは1948年から1952年までの5年間にわたり開催され,講師は、アメリカ人および日本人の講師は500名を超え、受講者は、1万人を超えていることが分った。これからも戦後日本の教育の民主化において、IFELは重要であることが分った。そして、IFELの解明は戦後の日本の教育の民主化の過程の経緯を解明するキイポイントになることを確信するようになった。 これからは、研究代表者平田宗史は、資料収集をつづけるとともに、又、各講習会一つ一つを集中的に調査する。その手初めに、福岡教育大学の前身である福岡学至大学で昭和27年1月〜3月に開催されたIFELの分析をする。研究分担者である平田トシ子は、女性学の立場から、IFELの分析および研究を行なう。
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Research Products
(1 results)