1994 Fiscal Year Annual Research Report
日本のサイエンスパークの研究開発機能と技術移転機能の調査研究
Project/Area Number |
05630068
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
増田 伸爾 東京工業大学, 研究・情報交流センター, 助教授 (50016573)
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Keywords | サイエンスパーク / 研究開発 / 技術移転 / インキュベータ / 実態調査 |
Research Abstract |
2年間の研究を通して日本のサイエンスパークプロジェクトと理解し得るケースの全てについてアンケート調査を網羅的に調査しその実態の概略を把握した。さらにその中から代表的なケース、特徴あるケース15ヶ所を選び訪問調査を実施した。その結果次結論が得られた。 1)日本のサイエンスパークの研究開発機能の実態を数量的に把握できた。 2)日本のサイエンスパークの研究開発の為の諸資源の実態を数量的に把握できた。 3)全サイエンスパークについて研究開発分野別の分類が可能となった。 4)全サイエンスパークについて研究開発支援組織による分類が可能となった。 5)全サイエンスパークについて技術移転機能の実態と方向性の把握が可能となった。 6)全サイエンスパークについて技術移転を通じての地域における研究開発協力体制の把握が可能となった。 7)日本のサイエンスパークにおける研究開発と技術移転の体制の理想的なデザインを提案できる基礎データが得られた。 8)技術移転の具体的な方策としてビジネスインキュベータの整備状況とその運営に実態が把握できた。 9)ビジネスインキュベータの運営に伴い、ベンチャーキャピタルの整備の必要性が明確になった。 以上の結果は部分的に第3回サイエンスパークシンポジウム予稿集「地域におけるインキュベート施設の運営」第4回サイエンスパーク予稿集 「サイエンスパークプロェクトの成果と将来展望」に報じた。また、研究・情報交流センターレポートCRI-15「日本のサイエンスパークと研究開発機能95」に報告する予定である。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 増田伸爾: "地域におけるインキュベート施設の運営" 第3回サイエンスパークシンポジウム予稿集. 1. 22-27 (1994)
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[Publications] 増田伸爾: "サイエンスパークプロジェクトの成果と将来展望" 第4回サイエンスパークシンポジウム予稿集. 1. 32-37 (1995)
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[Publications] 増田伸爾: "日本のサイエンスパークと研究開発機能95" 研究・情報交流センターレポート. 15. (1995)