1993 Fiscal Year Annual Research Report
生体活性ガラスを用いた人口歯根の骨界面に関する研究。
Project/Area Number |
05671686
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
瀬沼 滋 東海大学, 医学部・口腔外科, 助手 (30163116)
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Keywords | 生体材料 / 人工歯根 / 生体活性ガラス |
Research Abstract |
平成5年度の研究の概要。 1・病理標本作製および観察。 ビーグル犬(6頭)下顎骨への生体材料の埋植。生体活性ガラスおよびチタン 1)1カ月間(3日、5日、7日、10日、14日、28日)の経時的X線観察。 これは、臨床応用で観察された人工歯根周囲の骨組織内の透過象を再現する試みであったが、生体活性ガラスおよびチタン共に観察されなっかた。ヒト下顎歯槽骨とのリモデリングサイクルの差が在ると考えられる。 2)上記1)に相当する顎骨票本の採取。標本作製・・非脱灰薄切研磨標本の作製、及び光学顕微鏡観察。 生体活性ガラス表面で骨の創傷治癒と同様の骨の新生を認める(メチレンブルー染色観察・島津社製EPMA観察)。(94年国際インプラント会議発表予定) 2・ウォターバスインキュベター内にて各生体材料の溶出の確認。 継続中であるが、生体活性ガラスはMEM溶液中では反応しない。
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