1995 Fiscal Year Annual Research Report
生体活性ガラスを用いた人工歯根の骨界面に関する研究。
Project/Area Number |
05671686
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Research Institution | TOKAI UNIVERCITY |
Principal Investigator |
瀬沼 滋 東海大学, 医学部・口腔外科, 助手 (30163116)
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Keywords | 生体活性ガラス / 生体材料 / 人工歯根 |
Research Abstract |
1)電子顕微鏡観察(走査型)の継続 電子顕微鏡観察(走査型)の目的として、非脱灰研磨標本の光学顕微鏡観察にて骨内に埋植後3日間に観察された、生体活性ガラス表面の小顆粒体を捕らえる予定であったが、観察できず(光学顕微鏡観察との同定困難)。これを再度試みたが、脱灰した標本には見付けられ無かった、これは表面の小顆粒体がなんらかの無機成分を多く含むものとも考えられる。 チタン表面には吸収されたと思われる凹みが観察された。 2)生体材料の溶出の確認。生体活性ガラスはTris緩衝液中では反応するが、イオン化を検出するに至らなかった。 骨原性培養細胞の増殖・分化に与える影響を観察。マウス骨髄細胞の初代培養を行い、各イオンの影響を形態学的に観察する事は、イオン化がマウス骨髄細胞培養に適した培養液で確認できなかったため、他の方法を検討中である。
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Research Products
(1 results)