1994 Fiscal Year Annual Research Report
咬合機能の変化に伴う脳頭蓋底および顎顔面頭蓋の調和機構
Project/Area Number |
05671732
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Research Institution | FUKUOKA DENTAL COLLEGE |
Principal Investigator |
清末 晴悟 福岡歯科大学, 歯学部, 助手 (60225092)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣瀬 武尚 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (90218842)
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Keywords | 成長発育 / 顎顔面頭蓋 / ミニブタ / 咬合挙上 |
Research Abstract |
平成5年度における頭部X線規格写真の動物保定台、頭部固定装置の作製により正常対照群の生後15週齢時と生後33週齢時の頭部X線規格写真と脱灰標本を作製することができた。また実験群については生後15週齢時より、大臼歯挺出状態を想定して、大臼歯部に咬合挙上板を装着し、開咬状態あるいは下顎骨が前方に偏位しているのを口腔内にて確認した。生後33週齢時に頭部X線規格写真の撮影および脱灰標本の作製を行った。頭部X線規格写真における比較検討では正常対照群と実験群では前頭蓋底と後頭蓋底とのなす角度や下顎角部の角度に僅かながら差異がみられたが、成長量については下顎枝の長さに僅かな差異がみられたが、個体によって開咬を呈する場合と、下顎前方偏位を呈する場合とに分れた原因については特定することはできなかった。また頭蓋骨や上顎骨にはほとんど差異がみられなかった。脱灰標本では顎関節部で関節頭軟骨層の厚さに差異がみられた。
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