1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05671881
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
信川 益明 杏林大学, 医学部, 助教授 (10164724)
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Keywords | 医学教育 / 医療科学 / 評価 |
Research Abstract |
本研究の目的は、大学の行ったカリキュラムの自己評価のための調査方法、データの分析手法、評価方法、評価結果に基づいた改善策の実施方法について検討することにある。 医療科学の授業の一環として、杏林大学医学部1年生98名に対して、平成6年7月18日、19日、20日に外来患者実習及び病院実習を実施した。外来患者実習及び病院実習終了後、学習内容に関するアンケート調査を実施し、8月12日までに実習に関するレポートを提出してもらった。その後、8月26日にレポートに関する討議を行った。平成6年4月〜平成7年1月に行った医療科学の授業についてのアンケート調査を平成7年2月に実施した。 配属先での説明とその内容について、配属先での説明が十分であったという学生の割合は約90%と多く、説明の内容に興味を持った学生の割合は、約80%であった。 外来患者実習及び病院実習後医学生としての自覚が強くなった学生の割合は、約90%であった。また、外来患者実習及び病院実習が役に立ったと答えた学生の割合は、90%以上であった。 今回の外来患者実習及び病院実習は医学生にとって効果をあげていることが明らかとなった。 平成6年度の外来患者実習及び病院実習の分析結果に基づき、平成7年度の外来患者実習及び病院実習計画を作成する。この新しく策定した実習計画に基づいて、平成6年度と同様に、外来患者実習、病院実習、アンケート調査等を実施する。
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