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1993 Fiscal Year Annual Research Report

界面活性剤混合廃水の吸着処理に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05680033
Research InstitutionYamaguchi Prefectural University

Principal Investigator

伊原 靖二  山口女子大学, 家政学部, 教授 (80106583)

Keywordsドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム / 平衡吸着法 / イオン性吸着剤 / 非イオン性界面活性剤 / エチレンオキシド付加モル数 / 疎水性側鎖
Research Abstract

1.界面活性剤単独系のイオン吸着剤への吸着特性・・・水溶液からのドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(NaDBS)及び非イオン性界面活性剤の吸着におよぼすイオン性吸着剤の疎水性側鎖の影響を検討した結果,次のような知見が得られた。
(1)ドデルシベンゼスルホン酸ナトリウム及び非イオン性界面活性剤の各イオン性吸着剤への吸着はLangmuire型の吸着を示した。したがってKlotzの式で整理することができた。
(2)イオン性吸着剤IRA35HBrと疎水性側鎖を有するIRA35C16の吸着能を比較すると,NaDBSの吸着でIRA35C16の方がnK値が大きく約7倍であった。また非イオン界面活性剤の吸着では逆にIRA35HBrの方が一部を除き約2-13倍大きな値を示した。
(3)各イオン性吸着剤への疎水性側鎖の導入効果はNaDBSの吸着では顕著に認められ,疎水性側鎖が長くなるにつれて,吸着能し急激に増加したが,逆に吸着量は減少した。また非イオン性界面活性剤ではかならずしも吸着能及び吸着量の増大をもたらさず,一般に両方とも疎水性側鎖が長くなるにつれて減少する傾向を示し,吸着剤の構造や導入アルキル鎖の長さによった。
2.界面活性剤混合系のイオン吸着剤への吸着特性
・・・上記のNaDBS及び非イオン性界面活性剤を含む混合系イオン性吸着剤への吸着特性を検討した。平衡吸着法により,イオン性界面活性剤の吸着に及ぼす非イオン界面活性剤の添加効果を検討し,エチレンオキシド付加モル数と吸着量との関係を考察した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 伊原 靖二: "アニオンおよび非イオン性界面活性剤のイオン性吸着剤への吸着特性-吸着に及ぼす疎水性側鎖の影響-" 山口女子大学家政学部研究報告. 19. 34-41 (1993)

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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