1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05771653
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
伴 佳道 愛知学院大学, 歯学部, 助手 (20201725)
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Keywords | レーガー光 / CCDカメラ |
Research Abstract |
研究費交付申請時に、予定していた実験系が事情により使用できなくなった為、実験系の再構築を行なった。その為当初予定していたデジタルレベルの研究でなく、アナログレベルのレーザー光とCCD系によるダイナミックレンジ(ノイズ)研究を行なった。以下に実験装置と実験を示します。 装置 1 レーザー光(波長635nm)を線状に投光する光学系 2 投光系の光軸に対し、45°の角度に配置したCCDカメラ(40万画素) 3 任意の位置に試料を固定出来る移動テーブル 実験 1 種々の材質の試料(天然歯、石膏模型、エポキシ模型等)にレーザー光を当てそれをCCDカメラで捕らえ、モニター上で観察した。 2 試料の形状(咬合面,窩洞,支台歯)を変え1と同様に観察した。 結果 この光学系においては、材質の差は余り顕著ではなく石膏模型で若干他の材質より線(レーザー光が当たって出来た線)の滲みが少ない程度であった。形状を変えての実験では、窩洞の偶角において線の欠けが見られ、咬合面においては、咬頭への隆線部で線の幅が広いため線が実際の形態を反映していなかった。 考察 今回の光学系ではCAD/CAMの入力装置としてはダイナミックレンジが不足している事が明らかとなった。今後の改良点としては、1 当初予定していた冷却によるCCDのノイズ低減、2 光源の再検討があげられます。
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