2007 Fiscal Year Annual Research Report
人口学的要因の推定のための統計モデルの構築とその適用
Project/Area Number |
05F05267
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
浅子 和美 Hitotsubashi University, 経済研究所, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ARYAL Tika Ram 一橋大学, 経済研究所, 外国人特別研究員
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Keywords | 出生率 / 死亡率 / 貧困 / 人口統計 / 統計モデル / ネパール / インド / フィールド調査 |
Research Abstract |
平成19年度の研究分担者の研究実績としては、研究の目的である、出生率、死亡率をはじめとする人口学的要因の様々なモデルを用いた推定を行った。この際、人ロデータと生命表の分析に基づき、(1)高出生率行動様式、(2)幼児や子どもの死亡率の傾向、(3)貧困と人口統計の変数の関連性、(4)社会経済的要因、行動様式の問題、高齢者の健康上の問題、の4つの人口学的要因に焦点を当てた。ネパール・日本間の比較による統計モデル構築のため、前年度のネパールにおけるフィールド調査の結果と収集したデータの分析を推進するとともに、9月3日から10月4日の日程で、関連研究との照合、関連研究者との討議、及び資料収集のため、ネパールとインドへ出張、その際、ネパールではTribhuvan Universityでの調査、CRDP summer workshop及びConferenceへの出席、Central Bureau of Statistics、NPC library及びKathmandu Universityを訪問し資料収集を行い、インドではBHUのシンポジウムへの出席とCenter for Population Studies&libraryでの資料収集を行った。研究成果として、人口学的要因に関する研究論文を多数執筆し、専門誌での発表を行っている。 更に、国際交流上の成果として、研究代表者との有益な研究推進を行い、本国への帰国後も共同研究を継続する方針でり、今後の国際研究協力の礎の一端を築くことができた。
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Research Products
(7 results)