2005 Fiscal Year Annual Research Report
ナノ〜マイクロスケール粒子設計・製造・評価・シュミレーション
Project/Area Number |
05F05421
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
堀尾 正靭 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MUJUMDAR A.L. 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究部, 外国人特別研究員
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Keywords | 離散粒子シミュレーション / 粒子設計 / 造粒 |
Research Abstract |
パウダーメタラジーのニーズに応え、比重や粒子径の異なる原科粉末の混合過程のシミュレーションを、堀尾研究室が開発してきたSimilar Particle Assemblage Model(相似則モデル)を用いることで、離散粒子シミュレーションのフレームワークの中にくりこみ、モデル化の作業を開始している。本モデルにより、倍率10倍以内で、現実的な混合過程のシミュレーションが可能であるとの試算結果を得ている。 付着性粒子の造粒過程についてのマクロな数式モデルを流動層内の力のつりあいに基づいて展開し、きわめて簡便な数式により平均の凝集体粒子径が推定できるようにした。現在の実験結果によりモデルの検証を行っている。 具体的な系として、イブプロフェン・乳糖の系についてバインダレス造粒を行い、打錠障害を起こさない造粒物粒子の設計を行った。その粒子作成において加熱バインダレスコーティングを行うが、加熱時におけるイブプロフェンの特異的な昇華・凝縮特性についてラマンスペクトルを用いて検討した。
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Research Products
(3 results)