2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05F05743
|
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
伊原 学 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 助教授
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LEVY Caroline V. 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 外国人特別研究員
|
Keywords | 固体酸化物燃料電池 / 炭化水素燃料 / 燃料極 / ドライ炭化水素 |
Research Abstract |
本研究では、一次エネルギーである天然ガスを水蒸気改質せずに燃料とできる固体酸化物燃料電池の燃料極の開発を最終目的に、特に燃料利用率や温度が天然ガスの発電にどのように影響するのかを調べ、最適な運転条件を探ることを目的としている。 本年度は、上記目的のうち、Ni/YSZ,Ni/GDC,Ni/SDC燃料極を用いて主に燃料利用率が天然ガスの発電にどのように影響するのかを調べた。具体的には下記のような成果が得られた。 1.一般的に用いられているNi/YSZ燃料極を使って固体酸化物燃料電池を作製し、天然ガスの主成分であるメタンを水蒸気改質せずに供給して発電実験を行い、劣化特性を測定した。 2.1で得られた結果から、加速劣化試験条件を決定した。 3.2で得られた条件で、Ni/YSZ,Ni/GDC,Ni/SDC燃料極における劣化特性を測定し、比較検討した。その際に、燃料利用率が劣化に与える影響についても検討した。
|
Research Products
(3 results)