2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05F05816
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Research Institution | Meiji Gakuin University |
Principal Investigator |
磯崎 博司 明治学院大学, 法学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TEN Have Claudia 明治学院大学, 法学部, 外国人特別研究員
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Keywords | 環境法原則 / 相互作用 / 相互連携 / 生物多様性条約 |
Research Abstract |
本年度は、予防原則、汚染者支払い原則、共通だが差異ある責任の原則、世代間衡平の原則、および、その他関係する原則についてそれらの位置づけと内容を整理することを目的とした。 ケープタウンで開かれた第3回地球環境ファシリティー総会、ナイロビで開かれた国際連合環境計画による世界環境概略評価第4版(GEO4)の編集委員会、ジュネーブで開かれたGEO4の作業部会、北京で開かれた地球システム科学パートナーシップ(ESSP)の公開科学会議「地球環境変化:地域からの挑戦」などに参加し、本研究の途中結果について論議を深めた。また、国連大学本部において開催される予定のコロキアムにおいて「相互作用と相互連携」というテーマで報告を行い、コメントを受けるとともに、議論を行った。 これらに基づいて、生物多様性条約とWTOとの相互作用の観点から生物安全に関するカルタヘナ議定書についてまとめた論文を、国連大学高等研究所から出版される「相互作用と生物安全」に関する書籍に掲載する予定であり、現在、査読内容の反映と改訂作業を行っている。
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