1994 Fiscal Year Annual Research Report
人細膜色素上皮細胞におけるフィフロネクチン産生能の研究
Project/Area Number |
06771516
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
大見謝 恒人 琉球大学, 医学部, 助手 (80253970)
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Keywords | 人 / 細膜色素上皮細胞 / フィブロネクチン / デキサメサゾン / ELISA法 / ウエスタンブロッティング法 |
Research Abstract |
牛胎児血清と人血漿よりフィブロネクチンを精製した.次に各社の抗人血漿フィブロネクチンモノクローナル抗体をELISA(enzymelinked immunosorbent assay)法にて検定したところ、Hybritech社のものは牛フィブロネクチンと交叉しないことがわかった。またウエスタンブロッティング法にても確かめた.この抗体でELISA法用いてフィブロネクチン定量法が確立できた. この抗体が培養人網膜色素上皮細胞のフィブロネクチンを認識しているかどうか間接蛍光抗体法による染色像で確認するとともに、ウエスタンブロッティング法にて確認した. これらの方法によりconfluentの状態の人培養網膜色素上皮細胞では,基底膜だけでなく培養液中にフィブロネクチンが大量にの産生されていることが証明できた.デキサメサゾンの影響を調べたが,フィブロネクチンの産生に影響を及ぼさないことがわかった.
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