1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06772019
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
山口 佳子 九州歯科大学, 歯学部, 助手 (30220289)
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Keywords | 高齢者 / う蝕 / CPITN / 義歯 |
Research Abstract |
本年度の奨励研究(A)課題番号06772019、昨年度の奨励研究(A)課題番号04771827、および一昨年度の奨励研究(A)課題番号05771876の研究により北九州市の施設 入居高齢者および在宅寝たきり高齢者2150名について問診と口腔内検査による調査を行い 口腔健康状態と治療必要度を評価した。 施設入居高齢者 在宅寝たきり高齢者の43%が無歯顎であった。 有歯顎者における1人平均D(う蝕)歯数は施設入居高齢者は2.6本、在宅寝たきり高齢者は3.9本であった。 有歯顎者のうち健康な歯周組織を持つ者は施設入居高齢者、在宅寝たきり高齢者ともに3%であった。 施設入居高齢者の77%、在宅寝たきり高齢者の口腔健康状態の不良と高い治療必要性を示しており、歯科治療供給システムの早急な整備が必要であることを明示した。
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