2007 Fiscal Year Annual Research Report
エルウイニア属細菌のBasR/Sによる鉄飢餓対応のプロテオミクス解析
Project/Area Number |
06F06198
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
露無 慎二 Shizuoka University, 創造科学技術大学院, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LAVANYA Babujee 静岡大学, 創造科学技術大学院, 外国人特別研究員
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Keywords | 軟腐症状 / 外膜局在タンパク質 / センサータンパク質 / タンパク質修飾 / fepA遺伝子 / TOF-MS解析 |
Research Abstract |
植物病原細菌Dickeya dadantiのBasR/S変異株と野生型、及び野生型の鉄充足、鉄飢餓条件下で培養した後、特に外膜局在のタンパク質を抽出し、二次元電気泳動後のTOF-MS解析によるプロテオミクス解析を行い、特に、病原性関連センサータンパク質の候補を発見することができた。また、これらのタンパク質の中には、その泳動パターンから明らかにリン酸化、踏査付加等の修飾を受けるものが発見された。これらの修飾、鉄イオン取り込み遺伝子fepA欠損変異株を分離し、これが植物病原性を低下させることを発見し、これら病原性発現に重要な役割を果たしていることも明らかにする事ができた。(これらの成果の一部をJ.Proteome Res.に発表した。)
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Research Products
(1 results)