2007 Fiscal Year Annual Research Report
消費者文化と広告史におけるジェンダー、人種、階級の意義などについて
Project/Area Number |
06F06306
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
SIVILKA Juliann Waseda University, 国際教養学術院, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KHOMENKO OLGA 早稲田大学, 国際教養学術院, 外国人特別研究員
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Keywords | 広告史 / 消費文化 / 大衆文化 / 女性 |
Research Abstract |
研究成果を発表するために国際学会発表、論文投稿、資料収集 オリガ・ホメンコ(研究分担者、以下オリガとする)は5月17日から20日まで、アメリカのDuke大学でのマーケティング史学会で発表を行った。米国マーケティング史学会の会員となり、研究者と意見交換をすることができた。また、オリガはDuke大学のJohn H. Hartman資料センターやニューヨーク現代美術館(MOMA)において、日本におけるDeBeersのダイヤモンドの広告キャンペーンの資料収集を行った。日本における中流階級文化の定着を探る重要な資料であり、今後の研究につながることが期待できる。研究代表者であるJuliann Sivulkaはマーケティング史学会において、米国のデオドラントの歴史について発表を行った。2007年6月24日から28日の間にオリガは米国のインディアナポリスでの日本ビズネススタディーズ学会で発表を行い、国際ビジネス学会の会員となった。米国のニューヨークにあるテレビとラジオの博物館で自動車広告の資料収集を行い、米国と日本の女性にむけた自動車広告のイメージ変化や戦略方法を比較分析することで得た成果を2008年1月の共同発表につなげることができた。その発表結果を今後消費者行動、カルチュラル・スタディーズの雑誌に掲載予定である。また2007年12月にオリガは日本広告学会に参加し、会員として他の研究者と意見交換できた。日経広告研究所から論文依頼があり、2008年4月に『日経広告研究所報』の238号に投稿した。また2007年中にオリガはウクライナの科学アカデミー東洋研究所の雜誌に日本の消費文化、広告史などについて二つの論文を発表した。 理論構造の知識を得るための図書資料などを収集することができ、今後の研究につながる有益なものとなった。
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Research Products
(3 results)