2006 Fiscal Year Annual Research Report
GST遺伝子をモデル系とした金属ストレスや酸化ストレスへの植物の応答機構の解析
Project/Area Number |
06F06429
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
江崎 文一 岡山大学, 資源生物科学研究所, 助教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MD Abdul Kader 岡山大学, 資源生物科学研究所, 外国人特別研究員
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Keywords | Ring Zinc finger protein / Homeobox-Leucine Zipper / 転写調節因子 / アルミニウムストレス / ゲルシフトアッセイ / Bio-panning / AtGST11遺伝子 / 遺伝子発現応答機構 |
Research Abstract |
ゲルシフトアッセイによる特異的な目的DNA断片との相互作用の確認 これまでに得られた転写調節因子をコードしていると思われるクローン3個は、#13(C3HC4-type Ring Zinc finger protein)と#43 (Homeobox-Leucine Zipper protein 6)と#4(機能未知の蛋白質)である。これらについては、完全長のものではなかったので、理研やオハイオ州立大学のArabidopsis stock Centerから完全長のcDNAを分与頂いた。これらを大腸菌用の発現ベクター(pBAD plasmid)に繋ぎ、大腸菌内で高発現させた。これらの遺伝子はC3末端にHis Tagが位置するようになっていたので、発現した蛋白質は抗His-Tag抗体で検出できる。この検出システムで、確かに目的蛋白質が各々の形質転換体で生産されているかを検討した。その結果、37-40 kDの大きさのHis Tagを持つと思われる蛋白質を確認できた。この蛋白質を含む画分を用いてゲルシフトアッセイを行い、各々の蛋白質がAtGST11遺伝子のプロモーター鎖域(D-AtGST11)と結合することを確認した。現在、これらの蛋白質の精製法を検討中である。
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Research Products
(3 results)