2006 Fiscal Year Annual Research Report
グリットコンピューティング・ミトルウエアにおけるユーザ管理技法の研究
Project/Area Number |
06F06732
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
佐藤 三久 筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DAHAN SYLVAIN 筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | グリッド / ユーザ管理 / セキュリティ / 認証 / P2P |
Research Abstract |
グリッドコンピューティングのプラットフォームは多くの人々により共有されるものである。プライバシー(個人がある計算資源を保持する権利)を失わずに、資源を多くの人で共有するポリシーをどのように定義するかの研究においては、多くの課題があり、本研究ではグリッドのユーザ管理の実際のニーズについて研究し、グリッドの新たな展開を可能とするユーザ管理技法について研究開発する。 本年度の成果は以下の通り: ・現在のグリッドコンピューティングのコミュニティで行われているユーザ管理技術について調査を行った。特に、グリッドで一般的に使われているGSI(Grid Security Infrastructure)、それを用いたVOMS(Virtual Organization Management System)について考察を行った。また、広く使われているPKI(public key infrastructure)についての問題点についても考察を行った。 ・P2Pコンピューティングにおいて、広く使われている分散ハッシュテーブル(DHT, distributed hash table)におけるセキュリティについて考察を行った。これについては、論文が採録され、発表予定である。 ・これからの課題として、リソースが多くなり、ユーザ数が増えるに従って、アクセス制御をすることが困難になる。その問題点についての詳細検討を行った。 ・P2P向けの認証プロトコルとして、本研究室で検討されている個人同士の認証を利用してコミュニティでの認証を行うプロトコルを拡張して、新たなプロトコルを検討し、設計・開発に着手した。
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Research Products
(1 results)