2006 Fiscal Year Annual Research Report
戦後日本民衆の教育文化運動における歴史意識の模索-知識人とのかかわりに着目して
Project/Area Number |
06J02192
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
花森 重行 京都大学, 教育研究科, 特別研究員(PD)
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Keywords | 教育文化運動 / 京都教職員組合 / 歴史意識 |
Research Abstract |
平成18年度においては、主に史料調査を中心とした作業を行なった。特に1950年代を中心とする京都教育センター所蔵史料の整理・目録作成を中心とした作業を行ない、その成果については、京都教育センター教育研究集会や京都民科歴史部会3月例会において発表を行なった。また、1945〜50年代の教育運動に関わった複数の退職教員の方にインタビューも行なった。 平成19年度においては、18年度の資料整理の成果を踏まえつつ、1950年代の教育文化運動と歴史意識をめぐる論考を発表していきたいと思う。また京都教育センターの所蔵史料の整理も継続して行なっていく予定である。その他に予定されている史料調査としては、京都大学日本史研究室所蔵資料の調査、奥丹後教職員組合所蔵資料の調査、またインタビューについては静岡大学元教授市原寿文氏、奈良女子大学名誉教授中塚明氏、立命館大学名誉教授岩井忠熊氏などがある。これらの作業を通じて、1950年代の文化運動と歴史意識の関連について明らかにしていきたいと思う。
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Research Products
(2 results)