2008 Fiscal Year Annual Research Report
生体組織工学をベースとした口腔領域における硬組織の再生および再建
Project/Area Number |
06J02471
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
北郷 明成 Kyoto University, 再生医科学研究所, 特別研究員(PD)
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Keywords | 生体組織工学 / 骨再生 / 幹細胞 / 骨壊死 |
Research Abstract |
顎骨壊死における骨再生 近年,歯科領域においてビスフォスフォネートによる顎骨壊死が報告されている.本疾患の病因は未だ解明されていない.さらには予防法,治療法も明確なものはない.そこで,担体,細胞増殖因子および細胞を組み合わせたTissue engineering技法にて本疾患の病因解明,予防,治療方法を開発すべく研究を遂行した.具体的にはまず,本病因解明のために本疾患の動物モデルの作製を試みた.その結果,Vitamin D欠乏状態でビスフォスフォネートを投与すると顎骨壊死が確認され動物モデルが作製された.現在論文作成中である.今後はこのモデルを用いてVitamin Dの全身および局所投与や細胞治療によって顎骨壊死の治療方法を模索していく予定である.
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Research Products
(4 results)