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2008 Fiscal Year Annual Research Report

身体性を有するユーザインタフェースに関する研究

Research Project

Project/Area Number 06J07688
Research InstitutionThe University of Electro-Communications

Principal Investigator

清水 紀芳  The University of Electro-Communications, 電気通信学部長谷川研究室, 特別研究員(PD)

Keywordsロボティックユーザインタフェース / バーチャルリアリティ
Research Abstract

本年度は,身体性を有するユーザインタフェースに関する研究における最終年度に当たり,初年度及び次年度の研究成果を用い,ユーザインタフェースが身体性を持つことの意義に関する調査と,人型ロボットの動作生成や運動を指示するための操作方法の検討を行った.
情報世界内の人と同様の身体性を持つCGアバタを操作する際に,それと同形状のロボットをユーザインタフェースとして用意する.そして,ロボットとCGアバタの動作を同期させることで,ユーザは直感的にCGアバタを操作することが出来る.この身体性を有するユーザインタフェースでCGアバタを操作するシステムを,日本科学未来館にて4ヶ月間展示を行い,ワークショップも数日間開催して一般の人々に体験してもらうことで,人型ロボットをユーザインタフェースとして使用する意義に関して知見を得ることが出来た.
また,人型ロボットの動作や運動を指示する操作手法として,カメラ画像内に映るロボットに対して直感的にペン入力で操作を行うシステムを作成した.これは拡張現実感技術を組み合わせる事により,モニタ上にペンで移動方向を指示することにより,実世界のロボットを直感的に指示した方向へ歩行させることや,ペンでのジェスチャ入力を用いることにより座る,立つといった複数の動作指示も可能とした.ロボットは多くの関節を持つため,複数の関節を用いた動作を生成する際には多くの時間が必要となっていた.これに対し,CGキャラクタのモーション作成では,逆運動学を用いることで手先位置や胴体の位置を指示するのみで複数の関節を同時に,容易に指示することが可能である.このモーション作成手法を実世界での人型ロボットに対して利用することで,多関節を持つロボットの動作作成を容易にすることを可能にした.

  • Research Products

    (2 results)

All 2009 2008

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] ペン入力を用いたヒューマノイドロボットの運動・動作制御の提案2009

    • Author(s)
      清水紀芳
    • Organizer
      インタラクション2009
    • Place of Presentation
      学術総合センター一橋記念講堂
    • Year and Date
      2009-03-05
  • [Presentation] Mixed Reality Robotic User Interface : Virtual kinematics to enhance robot motion2008

    • Author(s)
      清水紀芳
    • Organizer
      International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology
    • Place of Presentation
      慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館
    • Year and Date
      2008-12-05

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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