| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
陸 旻皎 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (80240406)
立川 康人 京都大学, 防災研究所, 助教授 (40227088)
深見 和彦 建設省, 土木研究所, 研究員
大手 信人 京都大学, 農学部, 助教授 (10233199)
戎 信宏 愛媛大学, 農学部, 助手 (60176782)
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| Research Abstract |
1.目的:植物の生き生きとした夏期において,水田・周辺森林および都市域からの蒸発散量,放射収支,上空の気象条件,人工衛星画像を取得するとともにモデルとのタイアップをはかることにより,この地域の浅い地中,地表面及び上空での水の循環を明らかにするとともに,人工衛星等からの水循環の観測法の構築を行い,20kmまでのスケーリングアップを目的とした.
2.観察内容:上空観測:湖岸スポーツの森〜伊香高校農場跡ラインを設定し,この両者でゾンデ放球による上空の気温,湿度,風速観測を行うとともに,間の2点においてバルーンにより上空の気温,湿度の観測を行った.また,長浜市において係留気球による観測を行った.また,千田農場でドップラーソーダーを用い,上空の乱流観測を行った.さらに、千田農場および集中田で高所作業車により高度5mごとの約20m高度程度までの乱流観測を行った.
リモートセンサーによる観測:人が乗れる高所作業車を用いて,赤外,近赤外,レーザー光によって集中田において日中終日,高月町井口天神森跡林,高時川左岸雨森森林端において随時(スケジュールは調整中)の観測を行った.
地上観測:集中田において,放射収支,運動量・顕熱・潜熱フラックス,降雨量,粉塵濃度等の観測を行う(集中観測の後,バッテリ-のみで動く測器は現在も連続観測中)とともに,集中田周辺における休耕田・大豆畑等において土壌水分・地表面温度の観測を行った.また,高時川左岸の雨森地区森林内および天神森跡林内で微気象観測および樹液流速の観測を行うとともに,長浜市において放射収支・顕熱測定を行った.湖北町延勝寺地区の島において,秋期一杯まで放射収支,水温,気温,湿度,風速の鉛直プロファイルの連続観測を行った.
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