1995 Fiscal Year Annual Research Report
アメリカにおけるエスニック・マイノリティの統合および同化に関する計量分析
Project/Area Number |
07451046
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
石川 准 静岡県立大学, 国際関係学部, 助教授 (60192481)
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Keywords | センサス / エスニシィティ / 統合同化社会階層 |
Research Abstract |
本研究は、米国社会における人種、民族、エスニシティの社会等号・排除と同化・異化の動態を探るために企画された。そのために採用した手法は、センサスのサンプルデータを用いた計量分析である。 まず、1990年版のU.S.Censusの5%サンプルフルセットを、CD-ROM媒体のPublic Use Microdata Sampleの形式で入手し、研究者の作業環境に合わせてインストールした。 ついで、有効な質問項目(人種、エスニシティと、所得、職業、教育、居住場所)をセンサスのなかから選定し、SPSSを用いて、クロス分析などの比較的単純な統計分析を行ない分析の方針を組み立てた。 並行して、従来の社会移動分析の研究成果をレビューし、作業仮説を設計した。 地域を東部、西部、中西部、南部、西南部などに区分して、地域ごとに詳細な分析を行ない、その結果を比較した。また、ニューヨーク、カリフォルニア、イリノイ、ジョージア、テキサスなどの各地域を代表する州をピックアップして分析をさらに深め、その結果を比較考察した。
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