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1995 Fiscal Year Annual Research Report

高密度路網のための舗装路面による雨水の誘導排水効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07456072
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

神崎 康一  京都大学, 農学部, 教授 (20026404)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉村 哲彦  京都大学, 農学部, 助手 (40252499)
鈴木 保志  京都大学, 農学部, 助手 (20216451)
沼田 邦彦  京都大学, 農学部, 助教授 (30026405)
Keywords高密度路網 / タンクモデル / 排水
Research Abstract

本研究では、降雨により林道上を流れる水の流れをシミュレーションにより再現する必要がある。平成7年度はその基礎データとして、林道法面からの林道への水の流入量を実測するこを主目的とした。具体的に行ったことは、調査プロットの設置および継続的観察、そして次年度の準備としてシミュレーションのための適切なモデルの検討である。
林道法面からの水の流出を観測するために、京都大学芦生演習林、京都大学和歌山演習林、岐阜県内の民有林に調査プロットを設定した。観測されるべき項目は、(1)林道法面上の斜面から林道に流入する水の量、(2)林道法面から林道に流入する水の量、そして(3)直接の降雨により林道上を流れる水の量である。これらの水量を別個に見積もることができるように、プロットを隣接する二つの部分に分け、一つのプロットでは(1)と(2)の総量を観測し、もう一つのプロットでは法面上部斜面からの水の流れと法面への直接降雨を遮断することにより(1)と(2)を分離して観測した。(3)については、プロットに隣接した開放地で直接降雨量を計測することにより見積もることとした。
プロットの設置と予備観測に数カ月を要したため、平成7年度には7月から11月までの観測結果が得られた。ただし、上で述べた(1)と(2)の分離観測プロットについて、強度の降雨があったときに直接現場で分離のための水の遮断が正しく行われているかどうかを十分に確認すること(集中観測)はできなかった。この集中観測については次年度に行う予定であり、その結果を懸案した上で本年度のデータとあわせて公表する。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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